金剛禅総本山少林寺 豊橋芦原道院
「君子は和して同せず、小人は同じて和せず。」という論語が有ります。
しかし、個性を尊重するのが大切だと言って、個性が「我がまま」になっていたらはた迷惑です。 人は独りでは生きて行けません。よ〜く考えてみれば、お互いに周囲の人たちに、迷惑をかけ、掛けられ、助け合いながら生きている事に気付きます。
生きていると「押しの強い人」「自己中心的な人」に往々にして出くわしてしまいます。それが会社の上司だったり、得意先の担当者だったら・・・ (>_<)
少林寺拳法には、相手の攻撃に対して直接ぶつかる動作をせず、先ずは相手の力を頂いて、調和して、しかる後に自分の動作に相手を導く「押さば引き押せ、引かば押し引け」という極意が有ります。
修錬を続け、技が上手になるに従い、この極意を生活の中で活かす事が出来るようになり、